作品概要
「SHUTL 伝統のメタボリズム〜言葉と文字〜」展示作品 三重野龍作品「徐行 / Going Slowly」
https://shutl.shochiku.co.jp/exhibition/metabolismoftradition02/
作品紹介
関西から日本のみならず世界にその存在感を発揮している新進気鋭のグラフィックデザイナー、三重野龍。特に文字に有機的な動きを加えた独特なタイポグラフィックが特徴的だ。
本展で三重野は、道路標識や工事用看板などの公共におけるサインや工事現場で用いられるメディアと文字の関係性に焦点を当てた作品を発表した。
文字はその形や見え方次第で、「読める」「読めない」という判断が下される。そして、その形を何らかの介在物や外的要因により変えられてしまっても文字として機能し、意味を伝えることがある。その揺らぎとバランスに着目した。
山道などにある道路標識や看板が、経年し植物に覆われている状況にヒントを得て、立体的な質感を実現するために、美術作品において特殊な印刷技術の試行錯誤の実績を有する京都の印刷会社、株式会社サンエムカラーと協働した。
本作は、歴史のなかにあり続ける文字の輪郭とありようについてのひとつの試行そしてデザイン的応答である。
作品詳細
技法: UVインクジェット
印刷媒体: プリズム反射板
サイズ: 縦1400mm、幅550mm、厚さ40mm(折りたたんだ際のサイズ)
注意事項: 表面は繊細になっているため取り扱いにはご注意ください。
こちらの商品の送料は着払いになります。
作品の発送はSHUTLさま(東京発)からになります。
作家紹介
三重野龍(Mieno Ryu)
1988年生まれ、2011年京都精華大学グラフィックデザインコース卒業。
京都でフリーのグラフィックデザイナーとして活動。美術や舞台作品のロゴデザインや広報物の制作を中心に、文字を軸にしたグラフィックデザインを実践。東京や世界からもっとも注目を浴びる日本人グラフィックデザイナーの一人。
展示情報
「SHUTL 伝統のメタボリズム〜言葉と文字〜」
主催: 松竹株式会社
共催: 株式会社マガザン
第一期制作協力: 株式会社サンエムカラー
会場: SHUTL (東京都中央区築地4-1-8)
開催期間: 2023年10月13日(金)~11月5日(日)